百年洋館

モノコミュ研究所の新たな研究テーマ「百年洋館」

価値ある建物(地域に親しまれた文化遺産)を発見・保存・活用し、まちづくりに活かしていく「ヘリテージマネージャー」として活動をしていく中、整理収納アドバイザーとしても力を発揮できないかとの思いから「百年洋館」の研究・活動を始めました。

私たちが出来るのは「活用」を考えること。

イベントやセミナー等、さまざまな活用方法から発信していきます。

※ヘリテージマネージャーとは(地域歴史文化遺産保全活用推進員)とは、地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、活用して、地域づくりに活かす能力を持った人材のことです。人材養成の流れは全国に広がり、2017年10月現在、43都道府県で養成講習会が実施されるようになり、3,800名を超えるヘリテージマネージャーが誕生しています。
「百年洋館」担当の松井と有馬は兵庫県ヘリテージマネージャー15期です。

リビングヘリテージの考え方とモノの活かし方

「リビングヘリテージ」とは、
有効に活用されている生きた文化遺産の総称です。
(リビング=生きた・ヘリテージ=遺産)

「リビングヘリテージ」は文化財保護制度による技術的支援を受け入れつつ、
地域社会の暮らしの中で自らの文化的慣習と切り離すことなく、使いながら守っていくべき遺産だと考えられています。

整理収納アドバイザーであり、ヘリテージマネージャーの私たちが文化遺産の発見・保護・活用を学び、活動をする中で、

「私達だからこそ、できることはなんだろう?」
と考えるようになりました。

そんな時に「リビングヘリテージ」という概念を知り、文化遺産を手の届かない特別なモノとして捉えるだけではなく活かしながら継承していくということであれば、私達にもできることはたくさんあるのではないかと思い研究、活動をしています。

建物を活用しながら継承していくには、メンテナンスを欠かすことはできません。
建物の価値や存在の意味を多くの方々に伝えていくことや、仲間を募り保存活動の輪を広げて行くことも必要です。

私たちが長年活動してきたことは、モノの選び方、使い方、手放し方、モノと心に関わることでした。

それは各人が大切に思う「私にとっての宝物」が「私にとっての文化遺産」につながるのではないでしょうか。

その価値や活かし方、広く知ってもらう方法など、次世代へと引き継いでいくための仕組み作りが大切だと思います。
「百年洋館」ではイベントでの発信、保存活動の記録など、今後も活動研究を続けて行きたいと思います