おひとりさまシニアのお片づけ

おひとりさまシニア様からのご相談が急増中

ここ数年、シニア世代の方から「お片づけのサポートをお願いします!」というご依頼やご相談が急増しています。
そのほとんどが、65才以上のおひとりさま。

近年、一人暮らしの高齢者が増えています。

65歳以上のおひとりさまの割合

(引用)内閣府平成30年度版高齢社会白書 第一章高齢化の状況家族と世帯
65歳以上の者がいる世帯数及び構成割合(世帯構造別)と全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合2016年のみ

考察

単身世帯(おひとりさま)が27%ですが、夫婦のみの世帯31%もいつかはおひとりさまになる可能性があります。

高齢者にとってのお片づけに関するお悩みは、モノが多すぎる、気力体力の低下により片づけたくてもできない、といった声がほとんどです。

現場作業を通じて感じた問題点を踏まえ、リアルおひとりさま、いずれおひとりさまに向けた安心・安全・快適な暮らしに繋がるお片づけを提案します。

モノが関わる問題

・物量が多い、要不要の仕分けができない、捨てられない

・実際に日常的に使っているモノは少ない

・動線上にモノが置いてあって危険

家の中で最も処分したいモノは何ですか

40代~70代 男女400名WEBアンケート モノコミュ調べ

考察

処分したいモノに関しては服が約30%と圧倒的に多く、その他は10%以下で様々なモノがあげられました。

また、「特にない」が20%でした。片づけが済んでいるのか、モノが多くても捨てるモノは何もないのか気になるところです。

身体的・精神的な低下に関わる問題

・高い位置、低い位置のモノがとれない
・体力が落ちる
・目が見えにくくなる
・耳が聞こえにくくなる
・やる気がなくなる
・もの忘れが増える
・判断力が落ちる
・集中力が落ちる

家の中が片づかない1番の理由は何ですか

40代~70代 男女400名WEBアンケート モノコミュ調べ

考察

気持ちの整理ができていないからという理由(25%)は、どの世代でも共通。
しかし、体力的にしんどいからという理由(20%)が増えるのは、高齢者ならではだと思います。
すでに片づいているという理由(22%)に関しては、ストレスが少なくなると思うので、この割合が増えることがおひとりさまシニアの課題だと思います。

事例 2階から1階ワンフロアーで暮らす提案

神戸市B様 80代 女性 ひとり暮らし ヘルパーさん週2回訪問

日頃から整理整頓、生前整理を意識してモノを減らす日常を過ごされているB様。
その中で、「ひとりでは移動や処分が難しいモノがずっと気になっていた2階の物入れや押入れの整理がしたい」とのご依頼でした。

足腰が弱くなっているB様が階段を使わなくていいように1階にベッドルームを作りました。
2階から1階にベッド、タンス、鏡台も移動してワンフロアーで楽に安心、安全に過ごせるようになりました。

事例は足腰が弱くなり、生活もモノもシンプルにして暮らす為の提案です。

60~70代のアクティブに動けるうちに片づけ問題に取り組むことが大切です。
80代以降は誰かと一緒に取組むことをおすすめします。

お片づけに関して不安や心配を抱えておられる方は、モノコミュにご相談下さい。ご提案させていただきます。

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