脱プラ収納
整理収納アドバイザーの現場あるある
雑誌やテレビで紹介される「THE・収納」といえばプラカゴ収納が美しく揃って並んでいます。
使いこなせる方は問題ないのですが
これまで数多くのシニア世代や整理収納が苦手な方のお宅では
★プラカゴでラベリングしたきれいな収納を作っても、半年後には中は空っぽ。
★ラベリングしてあっても中味が見えていないので アルことがわからなかって2度買いしてしまった
★使っていないプラカゴが山積みになり捨てるに捨てれずおいてある。
★プラカゴのなかはスカスカなのに見えるところにストック満載
★劣化して色が変わったり亀裂が入ったり見た目の悪いプラカゴがたくさん。
モノコミュ研究所は可能な限り脱プラ収納を目指し、
暮らしの中でできる様々な方法を考えてみようと思います。
SDGs 整理収納として特に重要視しているのは 目標12
SDGs達成度ランキングの上位国と主な国の順位
1位 フィンランド(1位)
2位 デンマーク (3位)
3位 スウェーデン(2位)
:
6位 ドイツ (4位)
:
19位 日本 (18位)
:
41位 米国 (32位)
:
56位 中国 (57位)
(2022年 持続可能な開発ソリューション・ネットワーク 発表)
考察
日本は2019年15位 2020年 17位 2021年18位 2022年19位と
年々順位を下げています。
今後手軽に安いからとプラスチック製品を多様するのではなく
再生プラスチックを使用した製品、廃棄後の処理まで考えた製品か
考えた上で使用するようにしていかなければならないと思います。
100円ショップでは収納用品がとても多く、手軽に購入できてしまう
からこそモノコミュ研究所は脱プラ収納について考えていきたい。
プラごみの現状
1980年代(昭和55年)からプラごみは6倍に増加しました。
1人あたりのプラスチックごみ排出量 (出典:UNEP(2018).SINGLE-USE PLASTICS)
1位 アメリカ
2位 日本 32キロ
包装容器 46%
家電・電子機器 19.9%
家庭用品(収納用品含)7%
プラスチックごみの総合量 (出典:UNEP(2018).SINGLE-USE PLASTICS)
1位 中国
2位 EU諸国
3位 アメリカ(2014年)
4位 インド
5位 日本
考察
プラスチックごみの79%が埋立 あるいは 海洋等へ投棄されている
リサイクルされているプラスチックは9%に過ぎない
ゴミを減らすための行動5Rについて
Reduce リデュース 減らす!…
- 詰め替えのものを選択 レンタルの活用
- とりあえずをやめて、いいものを必要な分だけ
Reuse リユース 再利用!…
- 収納にビンや紙袋など繰り返す使う
- 収納用品を買う前に家の中に代替品を探してみる
Recycle リサイクル 再活用!…
- リサイクルは、家に仕方なく入ってきたモノを
- ゴミにして住まうのではなくというスタンスで!!
- ゴミはきちんと分別して 資源にかえる地域のリサイクルに回す
Repair リペアー 修理!…
- 修理して使えるモノはなるべく使うようにする