身近な暮らし
必要なモノに囲まれた暮らし
「どれぐらいのモノの量を持っているといいですか?」といった質問を受けることがあります。
持つべき量はご家庭のライフスタイルに合った必要なモノの量を決めて下さい、とお答えしています。
とはいえ、大体平均的にどれぐらいのモノの量を持っているのでしょうか?
40代~50代の方の服は何枚持っている?
一般社団法人 日本衣料管理協会が、平成28年に実施した『衣料の使用実態調査』によると
調査対象者、規模 調査対象者 年齢 人数 衣料点数 1人当たりの 平均所持枚数
①中高年(紳士) (※報告書中『父』) 50 歳~54 歳中心 303 人 26,370 点 平均 87.0 枚
②中高年(婦人) (※報告書中『母』) 45 歳~50 歳中心 339 人 42,578 点 平均 125.6 枚
一般社団法人 日本衣料管理協会から参考引用
平成 28 年度調査分『衣料の使用実態調査』について
http://www.jasta1.or.jp/research/research28.pdf
現在、自分の靴は何足くらい持っていますか?
総計で最も多かったのは「5、6足」で27%、次いで「3、4足」で19%、「7、8足」で16%。男性は「5、6足」、女性は「11~15足」と回答した人が最も多く、男女で大きく差が出る結果となりました。
あくまでも参考です。
自分の暮らしに合わなくて、当然です。
では、あなたにとって、必要なモノとは何ですか?
考えてみて下さい。
・使うモノ、生活グッズ、消耗品、身につけるモノ・・・。
・保存、ストックモノ・・・。
・思い出のモノ・・・。
これら以外にも、
・持っているだけで幸せになるモノ
・家族や友達に持っていてもらいたいモノ(持つ判断は渡された本人)
・大切なモノ
あなたにとって、本当に必要なモノは何でしょうか?
そして、必要なモノの量とはどれぐらいでしょうか?
・シンプルに暮らしたい!
・モノの多さからのストレスを減らしたい!
・将来が不安だ!(増えすぎたモノはどうなるのか?)
と思ったあなたは、管理出来る量になるまで手放すしかありません。
モノを選ぶことが、暮らしにとって「必要なモノ」になります。
好きなモノに囲まれた暮らし
どんな日常も毎日必ず訪れます。
・淡々と何も気にならないあっという間に一年が過ぎる生活を送るのか?
・毎日を健康で、不安の少ない生活を送るのか?
・好きなモノに囲まれて「幸せ」を感じる暮らしにするのか?
これからまだ長い人生100年時代、どう暮らすのかを選ぶのはあなたです。